2012.02.27 Monday

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    2012.02.27 Monday

    【映画】エンジェルウォーズ

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      前から気になっていたエンジェルウォーズ、いつのまにかレンタル屋で旧作価格になっていたのでやっとこさ観れました。


      まず映像の色彩から登場するモチーフまで、ダークファンタジー的なゴスロリ臭が半端ないです。
      つまり僕の好みどストライク、っていうこと!
      まぁ、戦闘シーンで出てくるフルCGのサムライ(?)は少し興ざめだったけどw


      ストーリーだけど、冒頭の展開がよくわからず全体的にみてても安易かなぁとか思ってたんだけど、
      最後の最後で「おおっ!」と解決します。こういうことだったのね、と。
      本当によく考えられてるストーリーだなっていう感動と、それ以上の切なさ。鳥肌が止まりません。


      ただのハイティーン向けの子供騙しなアクション映画じゃないんです。
      ゴスロリ愛好家の皆さんはもちろんのこと、
      「こんなこども向けの大衆映画ワロス」って思ってる人たちも騙されたと思って一度見て欲しいなと思います。
      2012.02.24 Friday

      【映画】エンター・ザ・ボイド

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        幼少期の回想シーンはとても切なかったなぁ。
        家族4人での幸せな生活、それを跡形もなくぶち壊したトンネル事故、運転席と助手席の無残な両親の死体...。
        両親の死を機に、ふたりは「永遠に一緒」と誓い合った。
        しかし別々の施設に入れられ離れ離れに成長したふたり。
        「いつか行きましょう」と母が言っていた東京にやってきたオスカーは、
        日本に来る金銭的余裕のない学生の妹と暮らすためドラッグの取引に手をだし、ついには自らも薬物常用者となってしまう。

        まぁストーリー云々より映像を楽しむ映画なんだろうなー、これ。
        2012.02.24 Friday

        【映画】パフューム〜ある人殺しの物語〜

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          物語の核心にも触れてますネタバレ注意


          女商人にパリの屋台の下で産み落とされ棄てられたジャン=バティストは、
          生まれつきとてつもなく鋭い嗅覚を持っていた。
          孤児院から皮なめし屋に売られたジャン=バティスト。
          ある日町で出会った果物売りの少女の文字通り「におい」に惹きつけられたジャン=バティストは、
          誤って彼女を殺害してしまう。

          女が死んだ途端に彼が惹きつけられた「におい」は消えてしまった。
          それが「生きている女の匂い」であると知った彼は、
          においを永久に保存する方法を求めて寂れた香水店の店主に弟子入りし・・・・・




          簡単に言えば、こーんな感じのあらすじです。


          宣伝でもウリにしてるだけあって、映像がとっても綺麗。
          序盤から死んだ魚やら内臓やら蛆虫やら吐瀉物やらグロテスクなモチーフのオンパレードなんですけど、
          映像がきれいすぎてあんまり気持ち悪く感じませんでした。食事中に見てたんだけども・・・w

          物語自体もなかなか反社会的といいますか、かなり一般的な倫理からはかけ離れた世界観で、
          あんなに大々的に劇場公開されてよかったのか、そんな感じですw



          愛を知らない青年が連続殺人まで犯して調合した究極の香水が、
          人の心を愛と至福の気持ちでいっぱいにするものだった、
          というところがとても切ない。
          ジャン=バティスト自身が本当にほしかったのは名誉とか人を操れる究極の香水なんかじゃなく、
          ただ誰かに愛されることだったんだろうな。
          2012.02.21 Tuesday

          【小説】貴志祐介「黒い家」

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            【ネタバレ注意】

            生命保険会社に勤務する若きサラリーマン、若槻が訪問することとなった不吉な空気を漂わす「黒い家」。
            そこで彼は、小学生の首吊り死体の第一発見者となってしまう。
            その父親の怪しげな行動から若槻はこれが保険金目的の殺人だと確信し、独自に調査を始めて行くが・・・・




            とても面白かったんです。ほんとに面白かった。

            でももっと不条理で薄ら寒いサイコスリラー要素を期待してたから、ちょっと肩透かしを食らったというか。
            最後は普通に怨念抱いたシリアルキラーが追いかけてくるよギャー!って感じ。
            生命保険が話の大きな軸になってるから、「お金目的かー」って感じだし。
            もっと説明のつかない恐ろしい話が、個人的には読みたい。


            あと、ゲイの男が登場するんだけど、ネチネチしたキャラだしすぐ死ぬしであんまり良い役じゃないし、
            主人公が「彼がホモセクシュアルであるということに抵抗はあったが・・・」とかいって嫌悪感を示すっていう行もあるしで。
            作者の同性愛者に対する態度が出てる気がしてちょっと残念だなと。
            まぁ発行年が1998年だし、当時はそんなもんだったんかね。
            2012.02.07 Tuesday

            【音楽】駄菓子菓子「煩悩五段活用」

            0
              評価:
              駄菓子菓子
              ホルモンタンクレコード
              ¥ 2,500
              (2010-11-22)

              エログロ和風メタルバンド、駄菓子菓子の最新作。

              これまでの和な雰囲気はかなり減退。
              なにしろ前作「阿弥陀くぢ」から作曲者が替わったんだとか。

              それでも耳に残るフレーズとかが多くて中毒性は割と高い。
              今までの作品とはまた違った中毒性というか。
              M-3「天恋地異」とか、ちょっと聴いてて個人的にウザイなって思う曲もあったんですけど。


              個人的にお気に入りは、
              丸尾末広的レトロシュールな世界観のM-8「逆さまに映る桜の木」(ピノキヲのカバー)、
              捲し立てるような疾走感とハイテンションなボーカルが気持ちいいM-9「咎の連鎖」、
              一転してしっとりと聴かせるフィナーレ「素敵な逸品」。


              全体的にみるとミドリに近いかも。
              2012.01.28 Saturday

              【音楽】Vampillia - Alchemic Heart

              0
                評価:
                Vampillia
                Important Records
                ¥ 1,055
                (2011-01-25)



                関西の大所帯バンド、Vampillia(ヴァンピリア)のアルバム。

                今のところ趣向の異なる3作(本作含む)をリリース済みのヴァンピリア。3月また新しいのを出すみたいですね。


                今回ご紹介する「Alchemic Heart」は2枚目のリリースで、2曲で約50分間という大作。
                メインボーカル(という語りと唸り声?w)はJarboeというアメリカアングラ界の女王とか言われているらしい人。
                個性あふれるVampilliaのボーカル3人衆はバックコーラスに徹しているのかな?目立たない...w

                穏やかで綺麗なアンビエントがだんだんと不穏になっていき、最終的にディストーションギターのノイズで盛り上がりを見せる25分間×2曲。2曲目は1曲目のリミックスバージョンで、それぞれM-1「Sea」、M-2「Land」と名付けられています。
                展開はほとんど一緒なんだけど、2曲目はメルツバウが参加しているようで、ノイズまみれ&ストリングス強調。こっちのほうが華やかな印象があるけど、クライマックスでオペラ担当のVelladonの美声が堪能できる1曲目が個人的には好き。


                果てしなく寒々しい氷河にひとりぼっちで立ち尽くしているような、そんな気分を体験できます。
                2012.01.15 Sunday

                【音楽】あざらし「血肉」

                0
                  評価:
                  あざらし
                  強迫観念友の会
                  ¥ 2,272
                  (2011-07-20)

                  ハードコアバンド(?)あざらし最初で最後のフルアルバム、「血肉」です。



                  昭和歌謡っぽい哀愁とヘドバンしたくなるような激しさを併せ持った独特のバンド。
                  今までの作品に比べると、わりとおとなしめで聴きやすい曲が多いのかなぁと。
                  相変わらず歌詞はどこまでもエグいんだけど。

                  お気に入りはM-5「血色オペラ」とM-9「天使が降る日」。
                  M-5はタンゴっぽいリズムをもつ、どこかの薄暗くて、死臭漂うバーで歌っていそうな感じ。
                  M-9はカバー曲なんだけど、完全にあざらしワールドに染め上げちゃってます。最後に加速し、Vo.腐れメグ子さんの吠えるような歌声がカタルシス。
                  2012.01.15 Sunday

                  【画集】市場大介「ミダレガミ」

                  0



                    Tumblrでみかけて以来気になっていた≪美人画家≫市場大介。とうとう画集を買ってしまいました。

                    この「ミダレガミ」は2009年に制作された作品群を再構成し、短編漫画も収録したボリューム満点の100頁。

                    セーラー服の女、畳、死体、日本刀、人面獣、学ラン少年、目玉とまばらな髪の毛をもつ謎の肉塊、などなど昭和レトロと猟奇的なモチーフが緻密に増殖し蠢くモノクロームの世界。
                    そこに添えられる、官能小説の中のフレーズの切り張りであろう、エロティックで意味不明な文章。

                    あまりに意味不明かつ病的すぎて、嫌いな人は本当に拒絶反応を起こすんじゃないかな。アウトサイダーアート的な偏執っぽいところがあるし、2ちゃんなんぞで「呪いの絵」とかいって紹介されたらみんな信じちゃうレベルだと思うし。笑

                    それでもあまりに圧倒的な世界観で、魅せられてしまう。こんな悪夢が見てみたいなと。

                    最後に作中で女が言っていた印象的なフレーズを。


                    百%(パーセント) 生まれたら死ぬ。ガタガタ言うな


                    カッコイイ!!!
                    2011.12.14 Wednesday

                    【小説】フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」

                    0
                      評価:
                      フランソワーズ サガン,朝吹 登水子,Francoise Sagan
                      新潮社
                      ---
                      (1955-06)

                      中学生のときに買った本。サガンの代表作だよね。

                      ひさびさに読み返したら、前よりもいろいろ深く理解できた気がする。成長したんだなぁ。笑

                      主人公のセシル、ほんとにとんでもないやつだよねw でも自分もこんな感じで移り気で、残酷だなぁって思うことあるから、わかるなぁ。

                      文体がとっても綺麗なんだよね。ほんとに綺麗。
                      2011.12.10 Saturday

                      【映画】デイヴィッド・リンチ監督「インランド・エンパイア」

                      0


                        落ち目の女優ニッキーに映画のヒロイン役が回ってきたが、その脚本が実はいわく付きの「呪いの脚本」で・・・
                        だんだんとニッキーが正気を失っていく様子がとてつもない映像センスで描かれていく3時間。


                        リンチは「ロスト・ハイウェイ」以外観たことないのでよくわかんないんだけど、
                        リンチ作品って毎回こんな感じで不条理なんだろうか・・・
                        なにも問題は解決されずにエンディング。何度か見れば理解できるのだろうか。
                        そもそもちゃんと解決が用意されているお話なのかもわからない(笑)

                        それでも今回のは、なんだか引き込まれてしまって、飽きずに見てしまった。楽しかったです。
                        ロスト〜は結構時間返せっていう感じだったんだけど、
                        こっちはどこまでも緊張感が続いていてとても面白かった。それでいて突然ビッチたちがロコモーション踊りだすシーンとかあってほどよく力が抜けていてwwww
                        演出もかなりかっこよかったし。


                        そしてエンディングだけミュージカル仕立てで、「終りよければすべてよし!」って気分にさせてくれるねwwwwリンチさんマジ優しいッスwwwwww
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